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ぬるい氷

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kyoto experiment最終日

ボリス・シャルマッツ / ミュゼ・ドゥ・ラ・ダンス『喰う』
京都造形芸術大学春秋座

喰う

舞台に点在する13人の年齢も体型も様々なダンサー(本来は14人だそう)
手にはA4サイズの紙を数枚持っておもむろにそれを口にし始める
ちぎりながらの人がいたりそのまま丸めて口につめ込もうとする人がいたりそれぞれ

観客は観客席からではなく閉鎖された舞台の上でそのパフォーマンスを間近に見ることができる
最初は個人で食べるという行為に動きや発音が伴いそれがダンサー間で共鳴したり連鎖したりして
そのうち協働にもなっていく

原題の「manger」は直訳すれば「食べる」の意と解説にはあるけれど本公演では「喰う」と訳されている
喰うという行動にはより本能的な意味が伴うように思う
欲求を満たすという行為は本来「快」なのだろうが必ずしもそうではない
食べては吐く人もいるし
欲求を満たす姿は時にグロテスクに映る

ダンサーが食べているものが白い無機質な紙なので
食べるという行為そのものに注目せざるをえないのだけれど
食べるという行為自体が表現活動になるのは面白かった
(本公演は食べているだけじゃないけどね)

そして僕がさらに気になったのは
ダンサーが食べている紙
まさか本当の紙じゃないだろうと思い
どんな味がするのか食べてみたいと思っていたら
ポスターに写っているダンサーが紙を破ってくれた
(下の写真のです)

喰う紙

紙は最中の皮に近くてほとんど味はなかったけれど
この1時間の公演は咀嚼すればするほど不思議な味わいが広がりました
comments(0)|trackback(0)|芸術|2016-03-27_23:12|page top

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